「人の悪口を言ってはいけない理由」は「自分を幸福にする近道」!ってどういうこと?
「人の悪口を言ってはいけない」と子供のころに教わった人はとても多いですよね。その根拠としてよく言われることが「自分がされたくないことは人にやってはいけない」や「人にやった悪いことはブーメランになって自分に返ってくる」だと思います。
倫理的に考えてもこの「悪口を言ってはいけない」ことは当然のことなので、疑問をはさむ余地はないでしょう。
以前の記事にも書きましたが、どんなことにも「理由」を欲しがる人がいます。今回はそんな「WHY」タイプの人に向けて、「人の悪口を言ってはいけない理由」をご紹介しましょう。
実は、脳科学によって理由が明らかにされているんです。
我々人間の脳は主語を理解できないそうです。ということは、他人に対して言った悪口も自分に言っていることになります。
「あなたはなにをやってもダメだ!能無しのアンポンタンめ!」
は脳内では
「私はなにをやってもダメだ!能無しのアンポンタンめ!」
と同じことになってしまうんです。
悪口そのものは人を傷つける行為です。つまり、他人に悪口を言うことは自分を傷つけることと同じなんですね。
悪口ばかり言ってると周囲の雰囲気が悪くなりますし、悪口を言うときに疲れてしまうのはそのためなのかもしれません。
これを逆に考えてみましょう。
他人のいいところに目を向けてほめまくっていると、それは自分をほめるのと同じことになるんです。
前向きになりたいときは他人をほめてみましょう。
自分を意図的にほめてもいいですが、それはなかなかハードル高いですからね笑
相手の幸せや成功を妬むのではなく、相手の幸福を祈る。これが自分を幸福に導く方法なんです。