せめてものグッバイ

問題解決のヒントを心理学で探るブログ

コミュニケーション

「ホワイト・ライ」の話。会社を上手にサボれない人にこそ知ってほしい

鬱について書かれた記事を読んだ。 blog.imalive7799.com 「鬱にならない人は仕事を適度にサボって身と心を調整している。自分の身は自分で守ろう」という趣旨である。 会社というのは「個」の集合体ではあるが、あくまでも組織である。ひとりひとりの事情を…

「遅刻」は生き延びるための生存戦略

もうだいぶ前のことではあるが、「クズの巣窟」(本人談)の都内某所でリリーフランキーのイベントが不定期に開催されていた。彼は毎回遅刻をしていた。数時間の遅刻なんてザラである。 イベント自体は19時くらいから始まっていたと思うが翌日朝方まで続く…

AIにはない「相談することの本質」とは

AI(人工知能)に恋愛相談ができるサービスが始まるらしい。 mainichi.jp 高度なコミュニケーションのひとつである「相談」もAIがやってしまうとなると、人間の価値ってなんだろうということを考えざるを得ない。 人間のカウンセラーとかコンサルとかの仕事…

ないものをねだるより、今あるもので戦うこと

稲村亜美、103キロ。棚橋弘至、91キロ。 始球式での球速である。 稲村亜美は野球経験が長いので棚橋との経験差があるにしろ、アイドルがプロレスラーよりも速い球を投げるとはとても驚いた。 そもそも91キロでも十分に速いのだが、棚橋よりも稲村亜美の方が…

「何をするか」より、「誰とするか」

ここのところずっと他者について考えているのだけれども、結局のところ「他者とどう関わっていくのか」が人生を決定づけるのではないかという結論じみた仮説を立てるに至っている。 日常の9割が他者との関係でできている。何をするにしても自分以外の他者が…

コミュニケーションの悩みを解決するために必要な4つのこと

喜怒哀楽は他者とのつながりの中でしか生まれないと思っている。どんな感情であったとしても、自分ひとりではつくりえない。 いい例えがまったく思い浮かばないのだけれども、本を読んで幸せを感じたとしても、それは本の著者と出版社と取次と書店と本の登場…

この世界でまあまあ気持ちよく生きていく方法と世界の壮大な仕組みを駄文でご紹介

前回エントリの「言っちゃったことは言いたかったことなのだよ理論」に従うのであれば、こうしてキーボードを叩きながらひねりだす駄文の数々こそ、今のわたしを形成する成分なのである。 どんなに気持ちの悪い駄文であろうがこれから書くことこそ、私自身な…

「言いたいことを言えなかった」のではなくて「言ったことは言いたかったこと」なのだ

普段仕事で堅い文章ばかり書いていてなんだかその延長上のテンションでブログを書いていたのだが、昨日のエントリでちょっとふっきれたというかなんというかよくわからないのだけれども少し自己陶酔するところがあって若干自分に引いた。 でもいいんですよ。…

【心理学実験】「部下との接し方が分からない」上司の悩みに対する心理学的な回答

マネジメントの悩みで多いのが、部下への接し方です。年齢差もあるしどう接したらいいか分からないという悩みを抱えている管理職はとても多いものです。 よく言われるのが、「部下に期待し、褒めて伸ばそう」というマネジメントです。叱るのではなくて、仕事…

【コミュニケーションのコツ】アナウンサーはなぜ、右耳を使って人の話を聞くのか

今日の報道ステーションで富川アナウンサーが面白いことを言っていました。 「右脳を使うために左耳を意識的に使うようにしている」 *1 囲碁の井山佑太六冠が七冠を達成したニュースを取り上げていたときの発言です。井山六冠は囲碁を使うときに意図的に左手…

営業がうまくいかない時には4つの思考パターンを意識すべし

当ブログでは以前、人間の4つの思考パターンをご紹介しました。 blog.psycholotips.net ざっとおさらいしてみましょう。 WHY(なぜ)タイプ 理由を理解しないと動かない WHAT(なに)タイプ データや論拠を示さないと動かない HOW(どのように)タイプ ステ…

「でも・・・」「しかし・・・」言い訳ばかりで行動できない自分を変える方法

「現状を変えたい」と言っている人に限って「なにもしていない」ことが多かったりします。 「自社のサービスを認知させたい」とおっしゃる経営者がいらっしゃいました。新規顧客に営業をかけてサービスの説明をしても、営業先の担当者が「やらない理由」を並…

いまさらだけどホリエモンがプロ野球に参入できなかった理由がなんとなくわかる心理学実験

出典:ライブドアフェニックスBlog 今日はいきなり問題です。 リンダは31歳の独身女性。非常に知的で、はっきりモノを言います。大学時代は哲学を専攻しており、さらに社会主義と差別問題に関する活動に深くかかわり、核兵器反対のデモにも参加したことがあ…

【職場のコミュニケーション】組織を活性化させる簡単ワーク!朝礼におすすめです

前回と前々回、職場のコミュニケーションについて書いてきました。今回は具体的な組織活性化ワークをご紹介します。 日常的な朝礼の時間などを使って簡単にできるものなので、組織の硬直化に悩む社長さんにぜひともおすすめしたい方法です。 まず、社員さん…

【職場のコミュニケーション】上司から評価されるために必要なことは意外と単純  

どうしてだかわからないけれどもどんどん出世していく人って、どの職場にも一人くらいはいますよね。 自分よりも仕事ができないのにどうしてあの人だけ・・・と思ったことはありませんか? 営業成績が常にトップを維持しているなど、目に見えるほどの評価要…

職場のコミュニケーションを円滑にするには、社内のどこにでもある〇〇を使え

職場のコミュニケーション、うまくできていますか?仕事は多くの人の協力があって初めて成立するものです。ひとりだけで完結させられる仕事など、ほとんどありません。もちろん社外の人とのコミュニケーションも重要なのですが、社内の関係者とのコミュニケ…

【人見知り克服】新入社員におすすめ!誰でも簡単にできるコミュニケーション術

早いもので、今年も4月に突入してしまいました。4月といえば新しい季節の始まりです。新しい会社や学校で始まる生活にワクワクしている人もいれば、ちょっぴり不安になっている人もいる事でしょう。今回は、新しい組織になじむためのちょっとしたコツをご紹…

組織を強くする秀学館高校鍛治舎監督の言葉「うちのチームにカラーはない。カラフルに」

写真:秀岳館メンバー(九州代表/熊本/第46回明治神宮高校野球大会) - 全国高校野球選手権大会速報 今年のセンバツ高校野球は智弁学園の初優勝で幕を閉じました。いい投手ばかりで締まったゲームが多くてとても楽しかったです。 野球の楽しさを改めて教え…

感情と身体はつながっている。怒りは喉に、愛情は体全体に影響を与えることが判明

今回は、「感情と身体の関係」が明らかとなった実験をご紹介します。 フィンランド人と台湾人の773名が被験者となり、「恐怖や幸福感などの各感情は、身体のどの部分に影響するのか」というテーマで実験が行われました。 被験者には単語や映画、表情などを見…

千葉ロッテが開幕直前ミーティングで実践していた強い組織づくりメソッドとは

一体感のある組織をつくるメソッドにはいくつかあります。今回ご紹介するのは、千葉ロッテマリーンズが実践している興味深いメソッドです。 こちらは今年の開幕戦直前のロッカールームを撮影した動画です。 開幕戦試合直前の熱いミーティングにカメラが潜入…

【子育て】子供が言うことを聞かないときの伝え方

子供に言うことを聞いてもらうのってなかなか難しいですよね。 何回言っても言うことを聞いてくれないとイライラしてしまいがちになります。 でもちょっと立ち止まってこちら側に工夫の余地がないかを考えてみてください。 こちらの気構えを変えることは簡単…

【女性の起業】夫を味方につけるには〇〇で気持ちを伝えよう

今回は、「夫をいかにして味方につけるのか」について悩んでいる女性に向けて書きます。 女性が起業をしたり何か新しいことを始める際に最大のネックとなるのが夫らしいんです。本当だったら一番の応援団にならないといけない身内がネックってなんか寂しいで…

「人の悪口を言ってはいけない理由」は「自分を幸福にする近道」!ってどういうこと?

「人の悪口を言ってはいけない」と子供のころに教わった人はとても多いですよね。その根拠としてよく言われることが「自分がされたくないことは人にやってはいけない」や「人にやった悪いことはブーメランになって自分に返ってくる」だと思います。 倫理的に…

会議の生産性を上げるために今すぐできるたったひとつのアイデアをご紹介します

あなたは、会議が好きですか? 私は会議が好きだという人に出会ったことがありません。なにも決まらないままダラダラと長く続いたり、目的の分からない会議スケジュールを勝手に組まれてしまったりと、無駄で非生産的な会議って結構多いですよね。 会議なん…

人の行動を操りたいなら「禁止」するより「感謝」する

トイレでよくみかけるこの貼り紙。 「いつもきれいに使っていただきありがとうございます」 こう言われると、きれいに使わないといけないんじゃないかという気になりますし、「感謝までされたんじゃあ、汚く使うわけにもいかないなぁ」という気持ちも生まれ…

頼みづらいことも聞いてもらえるズルい依頼方法とは

今日は仕事がはかどる依頼方法について書いてみます。 会社員の場合、多くの人たちと協力関係を築く必要があります。社外の人とはもちろんのこと、社内の関連部署との調整もしなければなりません。 そしてこの社内調整ってのが厄介なんですよね。社外との調…

アメリカ大統領選候補者選びで躍進するトランプは小学3年生でも理解できる簡単な言葉を使っていた

過激な発言を繰り返しているトランプ氏ですが、彼が演説で使っている言葉はとても簡単なものばかりだということが調査である調査で判明しています。 また、使用語彙数も共和党の候補討論会に登壇した9人の中で最小でした。端的な言葉で「いい」「悪い」とズ…

共感こそが人を動かす!イギリスのCMに込められた「言葉の力」とは

言葉って面白いですよね。 言い方ひとつで人を怒らすこともできるし、笑わせることもできる。 「人は見た目が9割」とは、コミュニケーションにおける言葉以外のノンバーバルな部分の重要性を表した言葉ですが、言うまでもなく、発する言葉も重要すぎるほど…

真のパーフェクトヒューマンはTAMORIだと思う

彼は言った世界は必ずしもみんな平等とは限らない彼は言った世の中には絶対勝者と敗者が存在する 彼は言ったその勝者の頂点が自分自身そう Top of the world(訳:自分自身がそう、世界の頂点) 彼が法であり秩序保たれるすぐさまなくなる世界のWar時は来た彼…

【4つの思考パターン】あなたは夏休みの宿題をいつやりましたか?宿題を先延ばしにする子をすぐやる子に変える方法

あなたは子供のころ、夏休みの宿題をいつやりましたか? 宿題をコツコツこなす子供と夏休みが終わるギリギリまで全く手をつけない子供のふたつのパターンに分かれますよね。 これは子供だけにあてはまるパターンではありません。大人も二種類に分けられます…