せめてものグッバイ

問題解決のヒントを心理学で探るブログ

メモするだけでやる気が持続する簡単メソッドについて。三日坊主が治ります

やる気を出したあとは継続が大切。でも継続こそが難しい。モチベーションを持続させるにはどうすればいい?

 

昨日の記事では、どうしてもやる気がでないときの対処法を書きました。目標が大きすぎるとやる気が出ないので今日のぶんの目標をつくって、それをひとつずつ「とりあえず」乗り越えていくことが大事という話でした。

 

でもですね、やる気が出たからといって目標を達成できるかというとそう簡単な話ではありません。なぜならば、そのやる気がなかなか続かないからです。笑

 

よし、やるぞ!とやる気を出したところで、それが長く続かないと意味がありません。三日坊主の人って多いですよね。かくいう私もその部類です。。。

 

そこで今回は、やる気を続かせるためのちょっとしたコツをご紹介します。この方法は私自身がかつて行っていた方法で、効果のほどは実証済みです!

 

用意するのはスケジュール帳のみ

この方法を実践するためには、なんでもいいのでスケジュール帳を用意してください。1日が時間ごとに区切られているものだとベストです。ですが、余白が十分にあるスケジュール帳であればどんなものでも構いません。100均で売っているメモ帳でもOKです。

 

普段から利用しているスケジュール帳に十分な余白があるのであれば、改めて用意しなくても大丈夫です。

 

たとえば、資格試験の合格を目指しているとしましょう。しかしどうもやる気がでない。

 

そんなときは一日に10分でもいいので勉強します。テキストをペラペラとめくるだけでもいいです。なんなら3分でもいいです。とりあえず勉強した体にします。

 

本当は25分で区切って勉強するポモドーロ・テクニックというメソッドをご紹介したいところなのですが、それはこの際置いておきます。

 

とりあえず、3分でも勉強したという事実が大事です。

 

そしてその時間をさきほど用意したスケジュール帳に記載します。10時から開始したのであれば「10:00~10:03」と書くんです。

 

前回の記事でも言及した「とりあえず」理論によれば、3分勉強することができればもうちょっと長く勉強できるはずです。おそらくもうすこし、せめて10分くらいは続くでしょう。笑

 

とにかく、いつからいつまで時間を要したのかを記録していきます。

 

「10:00~11:30」

「12:10~14:00」

「14:30~16:30」

 

時間と共にその内容をメモしていってもいいです。もちろん資格試験だけでなく、仕事にも応用できます。その場合は、仕事をした時間を細かくメモしていきます。

 

記録をするとやる気が続く

やる気がないけれどもやる気を出さなくてはいけないことについて、やった時間を明確に記録していくことが大事です。

 

そうするとですね、不思議とやる気が続くんです。細分化した目標の達成度も明確になるので、昨日の記事での「とりあえず」理論との整合性もバッチリです。

 

時間をメモするだけでどうしてやる気が続くのか。しっかりとした理由は分からないのですが、細分化した細かい目標の達成度が見えやすくなることと、おそらく、以前話題となった「レコーディングダイエット」に通じるものがあるのではないかと思っています。

 

レコーディングダイエットは何かというと、食べるものを逐一記録していくだけで痩せるというもので、最近いろんな意味で話題を提供してくれた岡田斗司夫氏が提唱していましたね。

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

 

時間をメモすれば、今自分が行っていることが見えるようになり、ちょっとでも目標に向かって進んでいることが自覚できます。これが記録することの最大のメリットかもしれません。

 

なんかやる気が出ないし、続かない・・・。そんな人におすすめの方法です。ぜひ、参考にしてみてください。

 

私は実際にこの方法を使っていたことがありまして、確実にやる気が続くということを実感しています。効果は確かにあるんです。のちのち記録していたスケジュール帳をみて、「こんなに頑張ったのか~」と悦に浸ることもできるというメリットもありました。笑

 

でもどうして記録をするとやる気が続くのか、その理由がイマイチわかっていません。

 

そこでもし、「記録をすることの心理的効果」についてご存知の方がいらっしゃれば教えていただけると嬉しいです。

 

関連記事

blog.psycholotips.net