せめてものグッバイ

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【職場のコミュニケーション】上司から評価されるために必要なことは意外と単純  

どうしてだかわからないけれどもどんどん出世していく人って、どの職場にも一人くらいはいますよね。

 

自分よりも仕事ができないのにどうしてあの人だけ・・・と思ったことはありませんか?

 

営業成績が常にトップを維持しているなど、目に見えるほどの評価要因があるのであれば納得がいくでしょう。

 

しかしながら出世の要因は必ずしも理屈では測れません。人は理屈ではなく、感情で動く生き物です。上司からの評価も理屈ではないケースがあります。

 

それを前提とするならば、なぜか出世する人ほど、上司の感情を動かす能力が高いとも言えるでしょう。

 

成績がいいから評価するのではなく、心地いいから、都合がいいから評価をするのです。

 

では、どうすれば上司の感情を動かすことができるのでしょうか。

 

まず、「上司に質問をする」のが効果的です。

 

仕事のできる人に多いのですが、なんでも自分で解決してしまうと上司は自分の存在が軽んじられている気持ちになってしまいます。

 

「大人なんだからそんなことはないでしょう」と思う方もいるかもしれませんが、誰しも根は結構子供っぽいんですよね。これが、「人は理屈ではなく、感情で動く」のひとつの側面でもあります。

 

だからこそ、評価されるためには「上司を頼る」のです。上手に頼ることによって、あなたの評価は上がっていきます。

 

この行動の裏にあるテーマは、「上司をいい気持ちにさせる」ということです。

 

人は頼られると嬉しくなるものです。頼られることで親近感を覚えるんですね。質問をされることで承認欲求が満たされる、とも言えます。人って、結構単純なんです。

 

あなたも信頼している人にこそ、頼るはずです。

 

「信頼」という気持ちが、「頼る」という行動を生みます。

 

これを逆にします。

 

つまり、上司に対しては「頼る」という行動から先にするんです。すると、自然と相手はあなたに信頼を感じてくれます。

 

その行動を通じて、互いの信頼関係を育んでいけばいいのです。それが結果的に「出世」という評価につながっていくわけですね。

 

「どうして私だけ評価されないんだろう」と嘆く前に、上司にたくさん「質問」を投げかけてみてください。そして、頼ってみてください。

 

出世する人は無意識のうちに、上手に上司を頼っています。